TO THE MOONをやった

ずっと前に買って放置しちゃってたんだけど、いつの間にか日本語化されているのに気付いて8/16に始めた
何で買ったのかはよく覚えていない
いつものごとくツイッターでフォローしてる人がオススメしてたのかなと思ったけど
フォローしてる人、このツイート以前には呟いてないんだよな


Steamストアとかでオススメされたんかな


ライツアウト系のパズル苦手なので楽しようとしてParaFla!であれやこれや作って楽をするなどした


感想はネタバレあるので追記で

途中経過全て吹っ飛ばして雑な感想しか書かない

2番目に古い記憶、2段ベッドのことには気付かなかったんだけど
なんで好きだったはずのアニモーフの本が埃を被っていたのかだけ気になっていた

最初リヴァーのこと変な人だと思ってた
あんなに大量のウサギを折り紙で折っていて、ホラーゲームにありそうな感じだったから気味が悪いとすら思った(このゲームはホラゲじゃないと知ってはいたけど)

どこかの記憶で発達障害の診断されてて、納得してた


納得していたんだけど、一番古い記憶に辿り着いたとき
彼女の行動の真意を受信してしまった

初めて出会って、2人で星を見てウサギを作ったあの場面で泣いてしまった
何度も見たはずのあのウサギのやり取りが出てきて、ひたすら泣いた

あれは、彼女なりに思い出してほしかったんじゃないかって
ジョニーの口からあのときのウサギを表現した、あの言葉を聞きたかったんじゃないかって

あの2色のウサギ、空と月の色だったんだ

ジョニーは幼少期の記憶を失ってしまって、兄弟も死んでしまって
アニモーフを好きだと思っていたのも、嫌いだったピクルスが好きなのも母親に同一視されたせいなんだろうか

でも、あのときリヴァーにあげたカモノハシのぬいぐるみ
あれがよくメモリーリンクとして出てきたの、本当は心のどこかで覚えていたからなのかなって

ストーリー分岐はおそらくないゲームなんだけど、最後の方ずっと「間に合ってくれ」って祈ってた

ロケットが発射されるとき、エヴァが交通規制してまで特等席取ってて
その隣で同じく発射を眺めるニールの手が叩かれたところで笑った
ふざけているようで熱い心のニールのキャラが好きだ
思えば謎の戦闘シーンとかあって笑ったな

どっちかっていうとノベル寄りだとは思うけど、とても良いゲームだった

ただ、ジョニーは最期に幸せな夢を見れたけど
リヴァーの人生は幸せだったんだろうか
きっと彼女にとって嬉しい出来事だったはずの出会いの記憶を失ったままのジョニーと結婚して
そのあと病気になって、治療費が出せなくて治せなくて
でも、仮に治せたとしても、ジョニーはリヴァーが死んでから2年しか生きられなかったと思うと全体的にしんどい

というかこのゲームが直近の記憶から順にたどるって仕組みだから
みんなが彼らの人生の結末やらなんやらを知ったうえで幸福だったり楽しかったりする記憶を見ていくことになるから余計につらい


NHK青春アドベンチャーあたりでやってくれないかな