無塗装フローリングとの戦い3

研磨が終わり、注文していたユーロオイルも届いたのでいよいよ塗装作業に入ることにした。
面積は3m×3mも無いぐらいなので二度塗りで7㎡ぐらい塗れるらしい0.7Lを注文した。
余ったら自作デスクの上塗りに使う想定。

刷毛代をケチったので捨てる予定だった食器用スポンジで塗る。
オイル入れは倉庫から発掘した土鍋。

準備万端でいざ塗ろうとしても、なかなか決心がつかないというかうじうじしている自分がいた。
もう後戻りなんてできないし、そもそもためらう理由がないのにね。不思議だね。

ようやく決心を固めてオイル缶を開けようとしたら、次は蓋が開かない。
オイル缶なんて開けたことないから開きづらさの程度も開け方も知らないってのもあるけど固い。

倉庫から発掘したスプーン類を使ってどうにか開けたけど、一般的な開け方はどんな感じなんだろ。
スプーン単体だと曲がりそうなくらい固かった。

で、覚悟を決めて塗り始めたけどこれが楽しすぎた。
うじうじ悩んでた自分アホやろってぐらい楽しかった。

研磨作業がカス過ぎたからその反動で楽しく感じたって説もあるけど、
それまで白木だったものがよく見かける”木”って感じになるのがマジで楽しかった。

部屋全体を軽く塗った後は1時間ぐらい換気して、その日は帰った。
次の日に換気するように親にお願いしておいた。

ちなみに匂いは独特というか、高校の時の美術室の匂いがして懐かしかった。
たぶん油彩画描くときに使う油と同じ匂いじゃないかな。

1週間後に2回目を塗った。
せっかくなので、フローリング塗る機会なんてそうそうないぞと言いくるめて妹を誘った。
事実、無垢フローリングという選択をしない限り、フローリングを塗るなんて経験することはないやろ。

1回目ほど油は染み込まないので油断するとすぐにべたつくけど、どうにかいい感じで塗れたと思う。

一応キッチンペーパーで拭き取りもしたので問題ないだろう。

使ったキッチンペーパーは発火の恐れがあるらしいので最後に燃やした。

2度塗りまでしたけど、0.7Lユーロオイルは半分ぐらい余った。